TOKYOの下町・根津界隈に建つ8家族のための主住体計画です。中央の協同棟には広間、ゲストルーム、共同施設、防災設備など一つの住宅では持てないものや希にしか必要でない部分を共同化し、そこへ8住宅が繋がっています。協同棟は原則的に各住戸から直接はいるセミプライベートなところです。住戸は各家族の人間関係を紡ぐようにして配置・プランニングしています。また全体は3.6m角のブロックを連結した形状なので、状況に応じて増殖・変換が可能です。集住体の大きさや空間要素は根津界隈の街や生活スタイルを丹念に抽出して再構成しています。 展示は大型模型、パネル、スライドショーによって構成しました。 |
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展覧会カタログより | |