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コンペ名称 | 襖デザインコンペ93’大阪 |
課題内容 | 現代のライフスタイルのマッチした180×180cm以内2枚立襖の提案 |
主催者 | 大阪府表具内装共同組合・大阪府内装材料協同組合 |
応募期間 | 1993/7/1〜7/31 |
審査員 | 今竹翠、喜多俊之、高口恭行、他 |
応募総数 | 526点 |
作品名 | 「蛍襖」 |
賞 | 銀賞・大阪府知事賞 |
解説・感想 | このコンペは入選作を実際に製作・展示しておこなわれた。予選では一番だったが製作がうまくゆかず銀賞になったらしい。金賞は鳥越和美さんの「多数の引き手を持つ襖」で簡素で素敵な作品でした。 私の作品の主旨は以下のようなものですが、隠れた本当の意図は可動空間と自由なエネルギーの可能性の表現にあります(詳しくは住宅進化論を参照してください。 インテリアに多様性と可変性を与えるハイテク襖をテーマとした。この襖の表面は地模様のある和紙が貼られている。一枚の襖芯には、18カ所に可変色の発光ダイオードが固定されたアクリル板が埋め込まれている。それぞれの発光部が光ると和紙の下からぼんやりとした淡い色が浮かぶ。その色光は変化し可変インテリアを実現させる。電流は枠との接触部から低電圧(12V)タイプで供給されるので安全であり、スイッチも壁面に設けることができる。さらに引手部分にも同様の光源が埋め込まれ、夜間の位置を明らかにする。 |