茶室・待庵
国宝に指定されている茶室は3棟ある。すでにCG再現した如庵、密庵、そして妙喜庵にあるこの待庵。山崎の合戦時に千利休によって造られたと伝えられる草庵風茶室である。その価値はいかほどであるのか、見当が付かない。そういった意味では、数ある国宝建造物の中でもひときわ異彩を放つ。2畳+床の極小空間にある時は5人が並ぶこともあるらしい。ある人は広いと言い、別の人は息苦しいという。広さは精神が決めるのであろうか。
(2007/01/04)